OMMのCoreシリーズがだいたい揃ったのでそれぞれの使用感を書き記してみる。

Core Vest

1番使っているものかもしれません。
オールシーズン使えるような汎用性があると感じました。
春、秋はシャツやフーディー系の下に着て使用して、夏は単体使用、冬はまだ使っていませんがCore Hoodie、Plusの重ね着で使うなど、なんとでも使えるなという感想です。

Core Tee

いまのところ微妙なポジションです。
単純にタンクトップにハマったからというのもありそうですが、脇が空いていないと結構熱がこもるなという気がしています。

Core Hoodie

2番目に使用頻度が高かったものです。
冬や夏の標高が高いところでの使用がメインでした。

使用環境:夏

8月におこなった富士山登山ルート3776での1,500m以降で単体使用をしていました。
昼間、晴れの富士山の頂上付近では単体使用がちょうどいいくらいでした。
10℃前後くらいがちょうど使いやすい印象でした。
山頂では風が強かったので山と道のUL Shirtsを羽織ることで風を防ぎいい感じでした。

使用環境:冬

12月初旬の伊豆ロングトレイルで常時使用しました。
気温は5 - 13℃くらいでしょうか。
ベースで着ており、風が強かったのでウィンドシェルを羽織っていました。
日中はずっとこのスタイルでウィンドシェルを脱ぐことは基本ありませんでした。
歩き始めや寒いタイミングではウールのシャツを中間に着て保温していました。

3枚重なると体感0℃近くまでは耐えられそうな印象です。

Core Hoodie Plus

真冬での使用メインです。
使った山行は3月の御岳山(雪あり)、11月の中央分水嶺トレイル(雪あり)、スノボでした。
こいつの上にTsurugi Jacketを羽織っての使用をしており快適に歩けました。

スノボ使用はこれにPatagoniaナノパフジャケット、ウェアの3枚着での使用です。
登山のようにアクティブな時間が長いものでないと若干寒さを感じるなという印象でした。

Core Mitt

冬での単体使用と北アルプス縦走時にお守りとして持っていきました。
歩いていると手も暑くなり通常の手袋だと結構すぐ外したくなってしまうのですが、これは割と常時つけられる印象でした。
ただ、当たり前ですがスマホ対応していないのでいちいち外すのが面倒ではありました。

Mountain Core 125

寝袋だけどCoreが使われているので……
使った山行は4月初旬の雲取山、5月初旬の京都一周トレイル、6月のくじゅう連山
雲取山、京都では若干の寒さを感じました。
たぶん気温でいうと10℃前後だったはずです。
初の化繊寝袋でしたが感想としては単体ではブーストしにくいので対応温度帯通りだなという感じでした。
シュラフカバーや防寒着で対策すると5℃前後くらいまでは行ける気がします。

いいのは扱いを雑にしてもいいところや、軽いところで夏の低山縦走でとても役立つなと思いました。

Coreそのものについて

1年くらいどの山行でも使用してみてベースレイヤーとしてかなり信用できるなという印象でした。
最長3泊4日の北アルプス縦走でCore Vestを毎日着ていましたが、匂いも目立たずでした。

着続けていても不快ならないし、単体使用では乾きが早く風を通して体を冷やすこともできます。
寒いと思ったら1枚羽織るだけでフリースのような暖かさを得られるので活躍の幅が広いです。

まず買うならCore Vestをおすすめしたいです。
Coreは重ね着を前提として使うのがいいので、一番重ね着がしやすいVestが汎用的でおすすめです。

※ここに示された意見はわたし個人のものであり、所属する組織を代表するものではありません。